2023年6月5日

M·A·Cが発信する2013-14秋冬メイクアップトレンド – パンキッシュ VS エフォートレス

投稿者: xspco

2013-14年秋冬のメイクアップは、一段と刺激的でエモーショナル世界のファッションシーンで数多くの有名ブランドのランウェイショーのメイクアップを手がけ、トレンドを牽引するM·A·Cが最新のメイクアップを提案する

今季のメイクアップは分かりやすく直接的なアプローチとは真逆ケンゾー ボトムス コピーまるでその顔自体がストーリーを語るかのような、より情緒性を増した秋冬のメイクアップは、新しい美的価値観を創り出したと言い得る強さと儚さ、パンクとフェミニンといった二面性が出会うような、アナーキーなムードが漂う

女性のユニークさを矯正し、なにか完璧な形へと変貌させる為のメイクではなく、また個々の魅力をだれかが作った価値観に合わせる為のものでもないKENZO 偽物各々の本質的な美しさを追求するのがモダンなメイクにする秘訣その方向性は、多くのファッションデザイナーがコレクションを語る際の大きなキーワードのひとつである「エフォートレス」とも一致するケンゾー ジャケット コピー

全体のトレンドを語る際に有効なキーワードは、ファッションにも見られる通りグランジやパンク、ロックなどただし、現代的に進化したテクスチャーや作り込まないニュアンスを大事にしているMACが挙げた4つのキーワードは、「反抗的」を意味する「REB-ELLE」、倦怠感や不気味さに美を見出す「SPIRITUAL-EYES」、ゴシックを感じさせるレッドリップ「AU-CURRANT」、セロファンのような人工的なニュアンスの肌感がキーとなる「PERSPEX-TIVE」


左がテリーパーバーの「REB-ELLE」メイクで、右は耕万理子の「SPIRITUAL-EYES」メイクだ

2013年6月に東京で開催されたMACのプレゼンテーションでは、パンキッシュなブラックアイメイクの「REB-ELLE」をロンドンを拠点に活躍するMACのアメイクアップディレクター、テリーバーバーが、ソフトでスモーキーなアイシャドウのメイク「SPIRITUAL-EYES」を、同ブランドのシニアアーティスト、耕万理子が披露した

【M·A·Cが提案する2013-14AWのトレンドキーワード】
■REB-ELLE

 

左)roberto cavalli 右)MISSONI
©MAC

「パンク」「ロック」「グランジ」を感じさせる、ブラック-アイ今シーズンは様々なニュアンスのブラック-アイが登場したインクのように深みのある黒、ガソリンのような艶、ピュアで抜け感のある囲みメイクなど様々だミッソーニは、カラーのレイヤードやテクスチャーの重なりが特徴ロベルト カヴァリはオイルのような艶を、ケンゾーは目の下にボリュームを持たせている

実演でテリーバーバーが披露したのは、70年代のスモーキングジャケットや、写真家ヘルムートニュートンからインスピレーションを得たメイクスモーキーな囲みアイメイクには、ミネラライズ アイシャドウ ボッサ ブルー(2013年8月1日限定発売)を仕上げに使ったミネラライズのシリーズは、肌と一体化するようなニュアンスを作るにはうってつけ

骨格を生かし、個性を引き出す肌作りには、頬骨から眉尻にかけて、鼻筋、唇の上のキューピットゾーンなど光を集める場所をハイライトで柔らかく強調する目元を強調するために、リップにはスキントーンに近いカラー「MACミネラライズ リッチ リップスティック リュクス ナチューレ」で、マットとグロスの中間のテクスチャーのものを選んだ